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2014年サイエンスフォトコンテスト

最優秀賞

東吾妻町立原町小学校 6年 増田弘樹さん 「脱皮途中のカナヘビ」

【写真の説明】
このあたりに住むトカゲの仲間には、トカゲとカナヘビがいます。カナヘビの方が数が多いので、このあたりの人は、こちらをトカゲと呼んでいます。 上半身脱皮したカナヘビが、庭のイワヒバから顔を出しました。ちょうどいいタイミングで写真が撮れてよかったです。

【カメラ】
Power Shot SW130

優秀賞

埼玉県 中学校 2年
白石由輝さん
「逆さ虹」

【写真の説明】
バーベキューの最中に空を見上げたら逆さに曲がっている虹が出ていました。

【カメラ】
SONY Cyber-shot DSC-T77

栃木県立鹿沼高等学校 2年
森重比奈さん
「いとなみ」

【写真の説明】
テレビで紹介されたキノコの胞子の放出の様子を撮影しました。

【カメラ】
Nikon D800E

朋優学院高等学校 2年
泉 千鶴さん
「リサージュ図形 ~光~」

【写真の説明】
色が変化するLEDライトを取り付けたブラックバーン振り子の運動を、長時間露光で下から撮影し、リサージュ図形を作りました。運動の軌跡によってできる図形を実際に見ることで、その美しさを再確認できました

【カメラ】
CANON EOS Kiss X3

札幌市立屯田北中学校 2年
佐々木駿大さん
「ボールのへこむしゅんかん」

【写真の説明】
壁に向かってボールを蹴ってボールがへこむ瞬間を撮影しました。いつもはへこんでいると思っていなくても、このように瞬間的にへこんでいる事がこの作品から読みとれます。

【カメラ】
OLYMPUS SZ-14

早稲田大学高等学院 1年
天野健太さん
「ボルボックスの暗視野顕微鏡写真」

【写真の説明】
プランクトンの一種であるボルボックスを暗視野顕微鏡を使って撮影した。

【カメラ】
OLYMPUS システム生物顕微鏡 C×41、CMOSカラーカメラシステム CSD240、暗視野コンデンサー IR-100

【伊知地先生の総評】

 

今回のサイエンスフォトコンテストには、物理・化学、瞬間、顕微鏡、気象、天体、動物、植物、昆虫など、幅広い分野からの作品が集まりました。その中で、最優秀賞となった増田弘樹さんの撮影した「脱皮途中のカナヘビ」は、皮から体半分が出ている脱皮中のカナヘビのようすを、とてもうまく捉えました。脱皮中であることに気づき、その様子をまわりの環境とともによいピントとわかりやすい構図で写し、カナヘビの成長の過程が見る者に伝わってきます。「自然の変化・現象に気がつき」「それを記録し」「報告する」ときに、写真で伝えるための写し方(ピントの正確さ、どの範囲をどの角度から写したらよりよく伝わるかなど)に工夫を加え、さらにすばらしい作品をつくってほしいと思います。これからも、自然の変化や科学現象に目を向け、そこで感じたこと・発見したことを写真で記録し、伝えてください。