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2022年サイエンスフォトコンテスト結果発表

最優秀賞

NPO法人京田辺シュタイナー学校 高校3年 若林 崇仁さん「迫力ある自然現象」

【写真の説明】
勉強をしていた。すると遠くで雷の落ちる音が聞こえた。
その音はだんだん近づいてきて、家の近くで再び落ちた。そのほんの一瞬を写真に収めた。
その後、雷はだんだん遠く離れていき、いつの間にか聞こえなくなっていた。

【カメラ】
Canon kiss×2

優秀賞

あずさ第一高等学校 2年 中条 匠晴さん
「場所によってTPOをわきまえる」

【写真の説明】
写真はアゲハの蛹です。
蛹になる時に壁や紙を選んだ場合はグレーや白っぽく。
緑色の植物の枝なら緑色に。
と周りの環境にあわせて蛹の色を変化させます。
しかも脱皮と共に蛹の色を巧みに変えていきます。
(脱皮の前はどの幼虫も緑色です。)
生き物の知恵と神秘に驚きました。
蛹の色を比較できる2体を見つけたので写真に収めました。

【カメラ】
LUMIX-FZ300

利尻富士町立鴛泊中学校 3年 西島 一樹さん
「つるし雲と溶岩ドーム」

【写真の説明】
僕が住んでいる利尻島には、日本海に突き出た独立峰「利尻山」があります。
常に強い風が吹くので、風下に頻繁につるし雲が発生します。
今から約13万年前にできたとされる溶岩ドームと一緒に撮りました。

【カメラ】
Canon Power Shot SX70 HS

特別賞

中学3年 Y.T.さん
「飛び出す光」

【写真の説明】
日差しが雲から飛び抜けているところ、さらにその光が白いことを不思議に思いました。

【カメラ】
Sony a6300

名寄市立名寄小学校 3年 先川 柚乃さん
「雪のけっしょう」

【写真の説明】
家の前で降ってきた雪を緑のフェルトの上で撮影しました。
図書館で借りてきた本でグローバル分類を調べたら、雲粒付六花でないかと思いました。

【カメラ】
iPhone11

ナリカ賞

世田谷区立深沢中学校 3年 田村 真悠さん
「こんなところに宇宙人?!」

【写真の説明】
学校の理科の実験の授業で、トウモロコシの維管束を顕微鏡で見たら、宇宙人?が見えたので、ビックリして撮影しました。

【カメラ】
iPad

【伊知地先生の総評】

今回のサイエンスフォトコンテストも、物理、化学、気象、天体、動物、植物、昆虫、瞬間、顕微鏡など、幅広い分野からの作品が集まりました。

その中で、最優秀賞となった若林崇仁さんの作品「迫力ある自然現象」は、雷の稲妻を撮影した作品です。どこに稲妻が見えるかわからず、また一瞬の現象のため撮影が難しいですが、よくそのタイミングをとらえ、稲妻の形をうまくとらえました。雷の迫力が伝わるとてもよい作品になりました。

「自然の変化・現象に気がつき」「それを記録し」「報告する」ときに、写真で伝えるための写し方(ピントの正確さ、どの範囲をどの角度から写したらよりよく伝わるかなど)に工夫を加え、さらにすばらしい作品をつくってほしいと思います。これからも、自然の変化や科学現象に目を向け、そこで感じたこと・発見したことを写真で記録し、伝えてください。