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2017年サイエンスフォトコンテスト結果発表

最優秀賞

千葉市立有吉小学校 3年 渡辺 彩香さん「玉虫のひみつ」

【写真の説明】
玉虫の羽をひろいました。けんびきょうで100倍でかんさつしました。キラキラ光るひみつは、丸い小さなくぼみでした。

【カメラ】
KYV36

優秀賞

札幌市立屯田北中学校 2年 M.C.さん「生き物達の助け合い」

【写真の説明】
私が撮ったこの写真。普通の花の写真だと思うかも知れません。しかし、よくよく見ると、蟻が花粉を運んでいます。私は、何気ないところで生き物達が助け合っている。そんな写真を撮ってみました。

【カメラ】
Panasonic DMC-FX37

特別賞

千葉市立有吉中学校 2年
  渡辺 孝一さん
「偏光クジラ」

【写真の説明】
パソコンモニターの前に、ビニールを置いて、カメラの前に偏光フィルターを取り付けて撮影しました。パソコンモニターが真っ黒になるように偏光フィルターの角度を合わせました。ビニールを破いたときに伸びた場所が虹色になりました。てきとうに破いたのに、偶然クジラの形になりました。

【カメラ】
Fine Pix AV210

札幌市立屯田北中学校 2年
S.S.さん
「放射状に広がる葉脈オニバス」

【写真の説明】
写真はオニバスというスイレン科の植物です。普通、植物の葉脈というのは、網状脈、平行脈などというタイプが有名ですが、オニバスの葉脈は中心から放射状に広がっているという独特な形状をしています。

【カメラ】
Nikon D5100

八千代市立八千代台小学校 3年
小野間 大志さん
「炎の芸術」

【写真の説明】
火がきれいだったからとってみた。

【カメラ】
Canon EOS Kiss X6i

【伊知地先生の総評】

 今回のサイエンスフォトコンテストは、物理、化学、気象、天体、動物、植物、昆虫、瞬間、顕微鏡など、幅広い分野からの作品が集まりました。その中で、最優秀賞となった渡辺彩香さんの作品「玉虫のひみつ」は、ひろった羽を顕微鏡で撮影したもので、羽の窪みをとてもよく写すことができました。玉虫の羽の色は、とても薄い膜が積み重なったときに起こる光の干渉という性質で生まれますが、この窪みもその色の変化に影響をあたえています。「自然の変化・現象に気がつき」「それを記録し」「報告する」ときに、写真で伝えるための写し方(ピントの正確さ、どの範囲をどの角度から写したらよりよく伝わるかなど)に工夫を加え、さらにすばらしい作品をつくってほしいと思います。これからも、自然の変化や科学現象に目を向け、そこで感じたこと・発見したことを写真で記録し、伝えてください。