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2008年サイエンスフォトコンテスト

最優秀賞

群馬県 東吾妻町立 原町小学校 6年生 増田 柾人さん「アブラコウモリの飛膜」

【写真の説明】
お父さんがアブラコウモリの死体を見つけてきたので、ライトボックスの上で翼を広げてみました。鳥の翼とはちがって、1枚のまくで、毛が生えていて血管も通っていました。

【伊知地先生からのコメント】
今回応募された作品「アブラコウモリの飛膜」は、コウモリの翼の様子を良いピントでわかりやすく撮影しています。照明をうまくあてているので、透けて見える飛膜のようすがよくわかります。飛膜にある細かい血管などが見えたときの驚きが伝わってきます

奨励賞

埼玉県
N.S.さん(中学2年)
Y.N.さん(中学2年)
T.S.さん(中学2年)
「葉の上の虫」

【写真の説明】
葉に乗っていたクモを接写しました。動き方がアリみたいで、とりにくかったけど、なんとか正面からとることができました。あまり見たことのない虫だったのでとりました。

群馬県
T.W.さん(高校2年)


「霜柱」

【写真の説明】
日本ではあたりまえのように見られる霜柱も、珍しい現象だと先生から聞いて撮影しました。

【伊知地先生の総評】

 

 今回のサイエンスフォトコンテストの応募作品は、身の回りで観察した動植物のようす、霜柱のような自然現象、学校の校内で発見した昆虫や木々、光のようすなどを撮影したものがありました。
その中で、コウモリの翼のようす、葉の上にいた小さなクモ、霜柱を写した作品は、見逃しがちな自然の様子によく気づき、また撮影方法にも工夫をしてカメラを向けています。
科学写真の撮影では、自然や科学現象をよく観察し、いろいろな変化に気付き、どのようにしたらその現象がよく伝わるかを考えることが大切ですが、今回の応募作品はその気づいた様子をうまく撮影していると思います。
「科学的な変化・現象に気がつき」「それを記録する」ときに、それを伝えるための写し方(ピントの正確さ、どの角度から写したらよりよく伝わるかなど)に工夫が加え、さらにすばらしい作品をつくってほしいと思います。
これからも、自然の変化や科学現象に目を向け、そこで感じたこと・発見したことを写真で記録し、伝えてください。