
Go Directセンサに新しくリモートログ機能が追加されました。この機能により、センサ本体の内部メモリに測定データを直接保存できるようになりました。
これまでは、PCやタブレットなどの端末と常時接続しながら測定する必要がありましたが、リモートログ機能を使えば、センサ単体でデータ記録が可能となります。
主な特徴・メリット
端末不要でデータ収集
PCやタブレットなどと接続しなくても、センサだけでデータを記録できます。
長時間・特殊環境での測定に最適
端末のバッテリーや通信を気にせず、一晩の環境変化観察やロケット打ち上げなど、端末を持ち込めない場面でも活用できます。
リモートログ機能搭載センサ

E31-8204-57
ワイヤレス土壌水分センサGDX-SM-RL(Go Direct)
リモートログの設定方法 3ステップ
① 接続+測定条件の設定

Remote Loggingを「有効」に変更します。

センサに測定条件(収集間隔・時間・測定項目)を設定します。
② リモートログ開始

リモートログが開始されると左の画面が表示されます。測定条件に合わせて自動的にデータが保存されます。
この状態であれば、ソフトウェアは閉じても測定は継続されます。ファイルの保存等も必要ありません。
センサのステータスLED表示
● 緑色(ダブル点滅):記録中
● 橙色(ダブル点滅):測定完了
● 赤・緑:トリガー待機中(トリガー機能を使用時)
③ 再接続+データの取得

接続が完了すると、自動で保存データが検出され、左の画面が表示されます。
「Retrieve and Clear(取得と消去)」を選択してデータを取り込みます。
データは1回分のみ保存が可能です。