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オオミドリシジミ・コナラ
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この頃は少なくなってしまった平地の雑木林に晩秋から冬に入ると、落葉したコナラの実生や下枝の木またに、直径1oに満たないオオミドリシジミの白い饅頭型の卵に出会えます。卵内にはすでに幼虫はいるのですが、早春の新芽が吹くまで決して孵化することはありません。じっと春が来る日を待っているのです。昆虫の越冬の仕方にはいろいろありまして、成虫、幼虫、蛹それにこの蝶のように卵であったりと千差万別です。
何もいないかに見える晩秋から冬でも、その気になって探してみると様々な昆虫たちの冬の生活に出会うことができるのです。里山の雑木林を造ってきた食樹のコナラ・クヌギなどは日本各地の日当たりのよい山野に普通に見られます。春、細い尾のような花穂にたくさんの雄花を吊るします。雌花は少し下に枝の脇に咲き、秋にはドングリを実らせます。以前は里山では数年ごとに伐採してほたぎや薪炭を作り、里山として守られていました。 |