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イシガケチョウ・イヌビワ
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イシガケチョウはその模様が石垣に似ていることから名づけられました。花や地面におりているときは必ず羽を広げて静止し、周囲の環境と一体化し見事な保護色となっています。西洋では世界地図のようにも見えるので“地図蝶”の名前がつけられています。東洋と西洋の見方の違いがこの蝶において見られ、大変興味深いです。幼虫の食樹はイヌビワ、カジュマル、アコウ、イチジク等で、蝶は紀伊半島から西の地方に見られます。その主食樹であるイヌビワは関東地方以西の主に海岸近くの暖帯林に多く見られます。花はイチジクと同じように、のう果といって花托のふくらんだ中に花をつけ、外に開くことはありません。雌雄異株で、なかにはイヌビワコバチの虫こぶになっているものもあります。イヌビワコバチは居候をするだけでなく、受粉するのに役立っています。
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